Visa Executive Forum 2022

クリス・クラーク(Chris Clark)は、Visaのアジア太平洋地域のリージョナル プレジデントを務めています。シンガポールを拠点とし、同地域におけるVisaの事業運営全般、戦略立案、および経営の指揮を執っています。クラークはVisaエグゼクティブ・コミッティのメンバーでもあります。

現職に就く以前は、日本・北アジア・オーストラレーシア担当 グループ カントリー マネージャーを務めており、アジアの先進国におけるビジネスの成長を牽引していました。また、以前に、オーストラリア・ニュージーランド・南太平洋統括を務めていました。 それ以前は、台湾、香港、マカオ、フィリピン担当総支配人を3年間務め、これらの国々の事業運営に従事しました。クラークは、2002年に台湾のジェネラル・マネージャーとしてVisaに入社しました。

Visaに入社する前は、ナショナルオーストラリア銀行で14年間にわたり、台湾とタイでマーケットマネジメントを含む、様々な上級管理職を歴任しました。リテール並びにホールセール業務での実績もあり、香港や東京での勤務経験もあります。

クラークは中国語（標準中国語）が堪能であり、オーストラリアのメルボルン大学で商学士号を取得。また、フランスのINSEADとスタンフォード大学のエグゼクティブプログラムを受講しました。

2019年4月1日現職に就任。サイバーソース株式会社代表取締役兼任。

現職就任以前、スティーブン・カーピン(Stephen Karpin)は、シンガポールにて、東南アジア地域のグループカントリーマネージャーを務めており、カンボジア、インドネシア、ラオス、ミャンマー、フィリピン、およびベトナムの事業と地域を統括していました。それ以前、カーピンは、Visaのオーストラリア・ニュージーランド・南太平洋地域のグループカントリーマネージャーを務め、アジア太平洋地域におけるセールス・オペレーションを担っていました。

カーピンは、オーストラリアコモンウェルス銀行、ウェストパック銀行といった、 オーストラリアの最大の金融機関およびシティバンクで、さまざまなリーダーシップを担い、豊富な業界経験を持っています。

2014年のVisa入社以前は、オーストラリア最大のオンラインストックブローカーであるCommSecでマネージング・ディレクターを務めていました。さらにそれ以前は、エグゼクティブゼネラルマネージャーとして、オーストラリアコモンウェルス銀行の クレジットカードビジネスを率いていました。

また、ウェストパック銀行においては、無担保金融の責任者として、銀行のクレジットカード発行および個人ローンビジネスを統括する責務を担っていました。

シータン・キトニー(Cietan Kitney)は、2019年5月にアジア太平洋地域のプロダクト＆ソリューション担当責任者に就任し、個々のクライアントや市場ニーズに対応したソリューションの開発や普及に従事しています。

現職に就任する前の2017年2月から2019年5月までは、アジア太平洋地域の加盟店・アクワイアリング営業担当責任者を務め、アクセプタンスや決済商品の拡大、イノベーションの推進、消費者によるVisaブランドへの信頼の維持など、Visaのアクセプタンスや加盟店の活動に関する事業を統括していました。2012年Visa入社後は、アジア太平洋地域のストラテジー担当責任者として、ネットワーク、新製品、能力計画のための市場開拓や地域戦略を担っていました。

Visaに入社する以前は、アメリカン・エキスプレス・グローバル・ネットワーク・サービスにて戦略的計画チームを率いていました。それ以前は、調査会社、TNSオーストラリアにて、銀行、決済会社、規制機関などに対し、決済システムに関するさまざまな点について、世界の顧客を対象にコンサルティング業務を提供していました。決済業界において20年にわたる経験を有し、世界中の幅広い、業界を代表する企業や個人と協働しており、決済業界のコア商品から新興の決済手段まで、領域にとらわれない専門知識を有しています。

キトニ―は、オーストラリア経営大学院でMBAを取得。さらに、文学、社会学、政治学の学位も取得しています。.

スティーブン・アダムス(Stephen Adams)は、2021年3月に日本における加盟店・アクワイアリング営業の責任者に就任。

加盟店獲得の専任チームを率い、デジタル決済の普及と拡大の促進に従事しています。加盟店・アクワイアリング営業の責任者を務める前はビザ・ジャパンの戦略責任者を務めていました。
 
2008年、サンフランシスコのM&Aチームの創設メンバーとしてVisaに入社。その後2011年にビザ・ジャパンに移籍しました。
東京のブラックストーングループやポロアルトのメリルリンチにて投資家としても務めた経験があり、金融業界での豊富な知識と実績を有しています。

スタンフォード大学で経営科学と工学の学士号を取得しています。

ジェイ・リー(Jay Lee)は、2019年4月現職に就任。日本のマーケティング責任者として、統合マーケティング活動の開発・推進を統括しています。

リーは2005年にVisaに入社し、日本に移る前は韓国マーケティング部のシニアディレクター、マーケティング責任者でした。彼はFIFA U-20などの注目を集めるイベントや、2018年平昌冬季オリンピック・パラリンピック冬季競技大会期間中に新しいオウンドメディアのマーケティングイノベーションを作り上げるなど、ビザを体験型マーケティングの世界へと押し上げました。2005年のVisa入社以前は、韓国のロッテグループのホテルロッテでマーケティングマネージャーを務めていました。

リーは韓国のソウルで生まれ育ちました。英国のバッキンガム大学で国際ホテル経営とビジネス研究の学士号を取得し、スイスのIHTTIホテルスクールで大学院のディプロマを取得しています。

ステラ・ラン(Stella Ruan)は、日本におけるプロダクト＆ソリューションズの責任者です。

プロダクト戦略の策定や、コアクレジット・デビット・プリペイド商品、Visaの機能、ソリューションを市場全体で成長させるためのソートリーダーシップ、長期設計を担当しています。これには、イシュアエンゲージメント、ベネフィット＆CVP、デジタルデプロイメント、デジタルソリューションなど、Visaのイノベーションアジェンダが含まれます。

2017年7月にVisa入社。 加盟店・アクワイアリング営業の推進、また主要加盟店の収益性の改善・成長・発展に関し市場全体の責任者を務めました。

 
Visa入社以前は、アメリカン・エキスプレス・インターナショナルのテクノロジー部門において様々な役職を務め、直近ではペイメント・コンサルティング・ジャパンの責任者を担いました。21年にわたりオーストラリア、シンガポール、イギリス、日本など様々な市場における経験を有しています。

オーストラリア国立大学でアジア研究の学士号を取得しています。