Visa Checkoutの加盟店がさらに増加、オンラインおよびモバイルショッピングの売上拡大に貢献

01/15/2016

スターバックス、Walmart.comがVisa Checkoutを採用、シームレスなオンライン決済体験を提供

Visa Checkout登録会員のコンバージョン率は86%と高水準(comScoreの調査)

 

カリフォルニア州サンフランシスコ- 2016年1月12日-現在、eコマースの成長は実店舗の4倍、モバイルコマースに至っては8倍の速さで拡大を見せている中[1]、Visaは本日、オンラインショッピングでのカード決済を簡単にし、売上向上に繋げる、同社のオンライン決済サービス「Visa Checkout」を採用する加盟店が増加していると発表しました。

 

新たにVisa Checkoutの加盟店となった企業は、Starbucks(スターバックス)、Walgreens(ウォルグリーン)、NFL Shop(NFLショップ)、HSN、Match.com(マッチ・ドットコム)などで、オンラインショッピングでシームレスなオンライン決済が行えるようになりました。また、Walmart.com(ウォルマート・ドットコム)も今年中にVisa Checkoutを導入する予定です。

 

スターバックスのグローバルカード・コマース&ペイメント担当バイスプレジデント、Ryan Records(ライアン・レコーズ)氏は、「当社にとって何より大切なことは、お客様がオンラインでスムーズに決済できるようにすることです。当社の持つワールドクラスのデジタルプラットフォームにVisa Checkoutを組み入れてスターバックスカードをチャージできるようにすることで、お客様にはさまざまな選択肢の中から最も便利で使いやすい方法でカードのチャージを行ってもらえるようになります」と述べています。

 

デジタル商取引が拡大し、加盟店や消費者はカードによる、より簡単で便利なオンライン決済を求めるなか、Visa Checkoutはかつてない速さで急速に普及し、Visaのコンシューマー向け製品の中でも最も大きな成功を遂げています。サービス開始からわずか1年半でVisa Checkoutの登録会員数は1,000万人を突破し、提携契約を結んだ金融機関は世界16の国と地域の600社に及んでいます。

 

コンシューマー・エクスペリエンスの改善、売上の増大

comScoreの最新の調査[2]によると、Visa Checkoutは他のオンライン決済サービスに比べ、商品購入に至った割合を示すコンバージョン率が高いという結果が出ています。Visa Checkout加盟店にとって、最終的に商品の購入に至らない決済プロセスの放棄率の改善は依然として重要な課題であり、デジタルチャネルを通じたオンライン売上の拡大を図る企業にとって、特に、画面の小さな携帯電話でのコンバージョン率を高める方法が求められています。

 

2015年12月に完了したこの調査では、他のエクスプレス・チェックアウトや従来型のオンライン決済システムに比べて、Visa Checkoutのコンバージョン率は明確に高くなっています。

 

このうち、Visa Checkoutの登録会員については、次のような調査結果が得られました。

  • ショッピングカートの商品のコンバージョン率は86%2

  • 加盟店が従来使用していたオンライ決済システムに比べて、Visa Checkoutはコンバージョン率を51%向上2

 

Visaのデジタルソリューション担当シニアバイスプレジデントのSam Shrauger(サム・シュローガー)は次のように述べています。「2016年に入って、Visa Checkoutの普及拡大にますます弾みがついており、消費者と加盟店の双方から熱烈な賛同を得て、大変嬉しく思います。世界のデジタル化に伴い、Visaカードの構造を見直すことによって、当社はさらに優れた決済手段をコネクテッドデバイスやモバイルデバイスを通じて提供しようとしています。」

 

モバイルショッピング利用者の増加

2015年のホリデーシーズン期間中、オンラインショッピングサイトの訪問者は過去最高を記録し、特にモバイル機器を利用した訪問者数は目覚ましい伸びを示しました。

 

Visaの最新データからも、この傾向は明確に裏付けられています[3]

  • Visa Checkout登録者のモバイルショッピングの利用拡大

    • Visa Checkoutで決済を行った商品購入者の半数近く(45%)が、2015年のホリデーシーズン中にスマートフォンやタブレット等のモバイル機器を使用してオンラインショッピングを行っています[4]。その6か月前の調査では、その割合は3分の1程度でした。

    • 2015年7月から11月の間に、Visa Checkoutの登録者のうち、モバイル機器の利用者は10%増加しました。

  • 加盟店の新規顧客の獲得、売上拡大に大きく貢献

    • Visa Checkout加盟店6社が実施した調査によれば、Visa Checkoutのキャンペーンを利用してオンラインで商品を購入した人の46%以上が、それぞれのサイトを初めて訪れた新規の利用者でした[5]

    • また、comScoreの調査データでも、主要ショッピングサイトや有力旅行サイトの多くで、Visa Checkoutを使用した場合の商品購入額がそれ以外の決済手段を用いた場合の金額に比べて7%程度高くなっていることが分かりました[6]

 

デジタル世界に対応するVisaカード

消費者がますます多くの商品をスマートフォンやタブレット等のコネクテッド機器を利用して購入するようになり、消費者にとって簡単で便利な、ストレスのないオンライン決済サービスが提供でき、しかも加盟店がすでに持っているこれまでのシステムに簡単に統合できる決済システムの必要性が高まっています。

 

Visa Checkoutは、この2つを両立させることができます。オンラインで商品を購入する場合、ユーザーはログインしてボタンをクリックするだけで決済まで行うことができます。購入するたびに支払方法や請求先情報を繰り返し入力する必要がないため、モバイル機器を利用する場合には特に、これまでよりも格段にスピーディで簡単なショッピング体験が提供できます。

 

2015年末時点で、Visa Checkoutの登録会員数は1,000万人を突破しています。また、Visa Checkoutを提供する加盟店の数は大小合わせて約25万店を超え、提携契約を結んだ金融機関は全世界で600社に及んでいます。現在、Visa Checkoutは、オーストラリア、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、チリ、中国本土、コロンビア、香港、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、南アフリカ、アラブ首長国連邦、アメリカ合衆国の世界16の国と地域で利用が可能です。

Visa CheckoutはBest Buy(ベストバイ)、Gap(ギャップ)、Neiman Marcus(ニーマン・マーカス)、Pizza Hut(ピザハット)、Staples(ステープルズ)、Rakuten (楽天USA)、Under Armour(アンダー・アーマー)、Virgin America(ヴァージン・アメリカ)、Williams Sonoma(ウィリアムズ・ソノマ)、zulily(ズーリリー)といった最大手のインターネットショッピングサイトですでに利用されています。Visa Checkoutの加盟店一覧、およびイシュア(カード発行会社)、消費者(登録会員)にとってのメリットなど詳細については、www.visacheckout.com をご覧ください。

 

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ビザ・ワールドワイドについて

ビザ・ワールドワイド(以下、Visa)は、世界規模のペイメントテクノロジーを提供する企業です。世界の200以上の国と地域において、迅速、安全かつ信頼のおける電子決済で消費者、企業、金融機関、政府機関を結ぶ役割を果たしています。毎秒65,000件を超す取引を処理できるVisaNetは世界でも最先端の情報処理ネットワークで、電子通貨の基盤であると同時に、消費者を詐欺や不正行為から守り、加盟店への確実な支払いを可能にしています。Visaの事業の特色として、カード発行、融資、会費や利息の設定を消費者に直接行わないことが挙げられます。Visaは取引先金融機関を通じて、デビットカードによる即時決済、プリペイドカードによる事前決済、クレジットカードによる事後決済といった多彩な選択肢を提供しています。詳しくはwww.corporate.visa.com(英語サイト)またはwww.visa.co.jp(日本語サイト)をご覧ください。



[1] eMarketer 2015

[2] comScore が2015年4月~10月の期間、米国でPCおよびノートPCユーザー100万人を対象に実施したVisaの委託調査「2015 Visa Checkout Study」のデータ

[3] Visa Checkout・ライトボックスにおける消費者行動を評価したVisaの独自データ

[4] 2015年11月18日~12月8日までに報告されたデータ

[5] 各ショッピングサイトで関連キャンペーン期間中に収集されたデータによる

[6] comScore が2014年8月~12月の期間、米国でPCおよびノートPCユーザー100万人を対象に行った調査を基に、comScoreが実施したVisaの委託調査「2015年Visa Checkout調査」