キャッシュレス決済と現金利用に関する調査 デビットカードでデジタルに銀行口座にアクセス 脱・現金、貯蓄習慣づくりにデビットカードの活用を

02/25/2022

 

ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン、以下Visa)は、株式会社シグナル 調査部に委託し、全国の20~60代男女800人を対象に「キャッシュレス決済と現金利用に関する調査」を実施しました。

 

調査結果サマリー

  1. 最もよく利用する決済手段として挙げられたのはクレジットカード(42.9%)、次いで現金(27.1%)。
  2. 63.4%がキャッシュレス決済と現金を併用していると回答。
  3. 現金支払いするシーンとして最も多いのは「スーパーマーケット」(53.5%)。
  4. 日常生活の中で現金が無いと不安を感じるかという質問については、職業別にみると、専業主婦・主夫が最も高く、85.4%が「感じる」「どちらかといえば感じる」と回答し、平均を12.9%上回っている結果。
  5. 最もよく利用する決済手段としてデビットカードを挙げている人は、貯蓄の習慣がない(「0%(月々の貯金はしていない)」と回答した人が17.6%と、現金ユーザーを11%も下回ることが判明。


●最もよく利用する決済手段は「クレジットカード」42.9%、次いで「現金」27.1%

6割以上がキャッシュレスと現金を併用
利用頻度の高い決済手段として最も多く挙がったのはクレジットカード、次いで、現金となり、過半数の人がキャッシュレス決済と並行して現金を使っている結果となりました。多くの人はキャッシュレス決済を使いながらも、依然現金を使い、日本政府の掲げるキャッシュレスの推進に向けて、脱・現金への余地がまだまだ多いことがわかりました。

このように、生活の中での現金利用が根強く存在していることについてファイナンシャルプランナーの風呂内さんは、以下のようにコメントしています。

 

 

●現金支払いが多いと回答されたシーンは「スーパーマーケット」
キャッシュレス決済と現金を併用していると回答した507名へ、生活の中で現金を使うシーンはどんな時かを問う質問では、最も多かったのは「スーパーマーケット」(53.5%)となりました。そして、その理由として挙げられたものの中で最も多かったのは「スピーディーだから」(36.4%)でした。

さらに最もよく使う決済手段別に見てみると、現金を最もよく使うユーザーの場合、75.5%が「スーパーマーケット」、54.3%が「コンビニエンスストア」で現金を利用すると回答し、日常利用のシーンで現金への依存率が非常に高いことが伺えます。

結果について、ファイナンシャルプランナーの風呂内さんは、以下のようにコメントしています。

 

 

●現金が手元にないと不安と回答したユーザーを職業別にみると、専業主婦・主夫が最も多いことが判明(85.4%)
「日常生活の中で手元に現金が無い時に不安を感じるか?」という質問では、全体の72.5%が「感じる」または「どちらかと言えば感じる」と回答。同じ質問を職業別に見ると、専業主婦・主夫は85.4%が「感じる」「どちらかといえば感じる」と回答し、平均よりも12.9%高い結果となりました。

また、ATMの利用頻度に関する質問で「全く利用しない」と回答した人を除く対象者(n=673)に、1回あたりのATMでの引き出し額を問う質問をしたところ、5万円以上と回答したのは全体平均では28.2%、職業別に見ると専業主婦・主夫が43.6%と多く、現金依存率が高いことがわかりました。

現金に関する意識を職業別に見た結果について、ファイナンシャルプランナーの風呂内さんは、以下のようにコメントしています。

 

 

●デビットカードを一番多く使うと答えたユーザーと、現金ユーザーでは、貯蓄習慣の有無で11%もの差が判明
貯蓄に関して「平均して月々の収入の何%を貯金に回していますか?」という質問に対し、「0%(月々の貯金はしていない)」と回答した貯蓄習慣が無いユーザーの割合を、よく使う決済手段別に見ると、「デビットカード」を決済手段として最も使うユーザーは17.6%だったのに対し、「現金」を決済手段として最も使うユーザーは28.6%と、11.0%もの差が開いていることが分かり、デビットカードの活用が貯蓄習慣にも影響していると考えられます。

 

 

今回の調査結果を見てみると、最も多く利用する決済手段として、現金がクレジットカードの次に多く挙げられていること、および、過半数のユーザーが現金をキャッシュレス決済と併用していることから、日本政府の目指すキャッシュレス推進に向けて、脱・現金の機会が多く存在することが伺えます。使った分だけその時点で銀行口座から引き落とされるVisaデビットは、銀行口座にデジタルにアクセスすることが可能で、「家計の見える化」に役立ち、貯蓄習慣を作っていくことにも寄与すると期待しております。

Visaデビットは、37の銀行1が発行しています。現在新規に発行されるVisaデビットにはタッチ決済機能付きのものも多く、店舗で店員にカードを渡すことなく、リーダーにかざすだけで、サインや暗証番号の入力も不要2

 

1: 2022年2月末現在

2: 一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要となります

 

 

<Visaデビットカードについて>

Visaデビットは、使った分が即時に預金口座から引き落とされるので、現金を下ろすためにATMを
探したり、並ぶ時間を節約できます。Visaのマークがあるお店なら*、普段のお買い物も、ネットショッピングでも使えます。利用限度額は預金口座残高の範囲内のため、使いすぎる心配がありません。口座残高や
利用履歴をスマートフォンでいつでもすぐに確認   することができ、お金の流れがしっかり把握でき、安心・便利にご利用いただけます。
Visaデビットの詳細は、こちらからご覧いただけます。
https://www.visa.co.jp/pay-with-visa/find-a-card/debit-cards.html

*一部ご利用いただけない店舗もございます。

<Visaのタッチ決済について>
Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証
技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応の Visa カード(クレジット・デビット・プリペイド)または、スマートフォン等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要*で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。ご利用頂ける店舗はコンビニエンスストア、ファストフードレストラン、
スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設など日常生活における利用シーンがますます拡大しています。国内のVisaのタッチ決済対応カードの発行枚数は、 2021年12月末現在で、
約6,270 万枚**、ご利用可能な端末数100万台を突破するなど急拡大し、公共交通機関では、15道府県
19プロジェクトが進行中で、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。

*一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要となります
**取引先金融機関・発行会社からの報告による

Visaについて
Visaは電子決済の世界的リーダーとして、世界200以上の国の地域における決済取引によって消費者、
加盟店、金融機関や政府機関をつないでいます。Visaのミッションは、最も革新的かつ利便性や信頼性が高く安全な決済ネットワークで世界を結び、個人や企業、そして経済の繁栄に貢献することです。私たちは、世界中のすべての人にとっての包括的な経済こそが、世界中の人々の生活を向上させ、経済への
アクセスが決済の未来へつながると信じています。詳しくは、Visa.com(英語サイト)またはwww.visa.co.jp(日本語サイト)をご覧ください。