Visa Checkout、ヨーロッパ・インドで提供開始

02/25/2016

新たに6市場において、加盟店と消費者は安全で簡単なオンライン決済をクリック数回で利用可能に

2016年2月22日、モバイル・ワールド・コングレス(スペイン、バルセロナ)、米国カリフォルニア州サンフランシスコ – Visa Inc. (NYSE:V、以下Visa)は本日、自社のオンライン決済サービスであるVisa Checkoutを年内には、フランス、インド、アイルランド、ポーランド、スペイン、イギリスの加盟店および消費者に提供することを発表しました。Visa Checkoutは、デジタル決済の世界にVisaカードと同じ安全性と利便性をもたらし、モバイル等のコネクテッド・デバイスでの決済をより優れたものにするサービスです。

 

Visa Checkoutは、全世界的に消費者の利用が広がっているeコマースを背景に、特にモバイルでの利用において、サービス提供地域を拡大してます。eMarketer社によると、世界のeコマース市場は2015年には前年比で22.7パーセント成長しました[1]。様々な購入チャネルの中でも、特にオンラインとモバイルは成長が著しく、モバイルに至っては、年32パーセントで成長しています[2]

 

Visaデジタルソリューション担当シニアバイスプレジデント、サム・シュローガー(Sam Shrauger)は、次のように述べています。「オンライン・コマースが大きく成長している今こそが、ヨーロッパ地域およびインドにいる数十億人規模のモバイル・ユーザーに、Visa Checkoutを提供する最適なタイミングです。昨年のブラジル、中国本土、メキシコ、ニュージーランド、シンガポールを含む多くの国々でのサービス開始に続き、2016年においても、世界中のどこでも、どのデバイスからでもVisaカードの利便性を担保するという長期ビジョンとともに、拡大のスピードを維持していきます。」

 

2014年のサービス開始以降、Visa Checkoutは現在16か国で提供され、1,100万人の消費者が登録しており、25万以上のオンライン加盟店で利用することが可能です。2016年には、サービス提供地域がオーストラリア、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、チリ、中国本土、コロンビア、フランス、香港、アイルランド、インド、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、ポーランド、シンガポール、スペイン、南アフリカ、アラブ首長国連邦、イギリス、米国を含む世界22の国と地域になる予定です。

 

Visa Checkoutの止まらぬ勢い

comScore社が新たに行った独自調査によると[3]、Visa Checkoutによるオンライン加盟店のコンバージョン率の上昇が顕著だったという結果が出ています。米国においては、Visa Checkoutの利用者が一旦カートに入れた商品の86パーセントを購買しているのに対し、PayPalエクスプレスチェックアウトの利用者は、73パーセント、加盟店独自のチェックアウトの利用者の場合はその割合が57パーセントでした。また、Visa Checkoutの利用者は、オンラインショッピングを活発に行っており、オンラインショッピングの利用者全体の取引件数より一人当たりの取引件数が約30パーセント多くなっています。Visaのサム・シュローガーはこう付け加えます。「この結果はVisa Checkoutの製品力を示すものであり、導入拡大と成長に結びつくコンバージョン率の上昇を推進させる力にほかなりません。米国での成果は上々で、サービス提供地域の拡大も続くにつれ、世界各地のより多くの加盟店および、そこを利用する消費者の方々に、プラスの結果をもたらすお手伝いができます。」

 

Visaは2月22日から25日までスペインのバルセロナで開催されているモバイル・ワールド・コングレス(Hall 6、ブース6D40)にて、生体認証と車載統合がどのようにVisa Checkoutに組み込まれているかを展示しています。詳細は、visacheckout.comをご覧ください。

 

[1] eMarketer Worldwide Retail Ecommerce Sales 2015年12月版。

[2] eMarketer US retail sales estimate 2014-2015版。

[3] comScore 2015 Visa Checkout Study(Visa委託調査)。米国内PCまたはノートユーザー100万人が登録されたcomScore調査パネルの2015年4-10月期データによる。

 

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ビザ・ワールドワイドについて
ビザ・ワールドワイド(以下、Visa)は、世界規模のペイメントテクノロジーを提供する企業です。世界の200以上の国と地域において、迅速、安全かつ信頼のおける電子決済で消費者、企業、金融機関、政府機関を結ぶ役割を果たしています。毎秒65,000件を超す取引を処理できるVisaNetは世界でも最先端の情報処理ネットワークで、電子通貨の基盤であると同時に、消費者を詐欺や不正行為から守り、加盟店への確実な支払いを可能にしています。Visaの事業の特色として、カード発行、融資、会費や利息の設定を消費者に直接行わないことが挙げられます。Visaは取引先金融機関を通じて、デビットカードによる即時決済、プリペイドカードによる事前決済、クレジットカードによる事後決済といった多彩な選択肢を提供しています。詳しくはwww.corporate.visa.com(英語サイト)またはwww.visa.co.jp(日本語サイト)をご覧ください。