北陸三県に拠点が点在し、営業エリアが広域化する中、立替払いなど現金の取扱いや現金管理にかかる手間・コストも増えていくことに。そうした状況から一転、Visaビジネスデビットカードの導入により現金管理・集計に取られていた時間が削減され、さらにデータを自動化ツールに取り込んで業務効率を高めていきました。地渡代表取締役と上濃本部長に詳しくお聞きします。
「Visaビジネスデビットカード」とRPAの合わせ技で業務を大幅に効率化
さくらホームグループ
業種:不動産業
従業員:148名
さくらホームグループ
代表取締役 地渡 政彦様
取締役本部長 上濃 俊介様
さくらホームグループは、不動産売買・賃貸仲介の「さくらホーム」を中心に、幅広く住生活産業を展開するグループ会社。従業員数は148名(2019年9月現在)。
石川県では3年連続で住宅建築着工件数No.1、不動産仲介件数県内トップクラスの実績を誇ります。全社員の半数近くを若手が占める活気ある会社は、つねに地域とともに発展し、地域住民に愛され、喜ばれる企業を目指しています。
御社の事業について教えてください。
金沢に本社がありまして、富山・石川・福井の北陸三県を営業エリアに不動産の売買・賃貸の仲介を中心に事業を展開しています。グループ全体としては、不動産開発、住宅建築、リフォームのほか、生命保険や住宅ローンなど住生活産業に広く関わっています。
「新たな感動の創造と豊かな生活の提案」の理念のもと、不動産事業に留まらず、人が豊かに暮すためのライフデザインづくりをお手伝いしています。
当社グループはこれまで高い成長力で事業を拡大してきましたが、これからはお客様の満足度や働く社員の満足度が高い会社、すなわち誰からも愛される良い会社でありたいと考えています。
代表取締役 地渡 政彦様
Visaビジネスデビットを導入する背景や理由を教えてください。
法人クレジットカードを一部導入していましたが、現金主体で立替払いの精算や諸経費の支払いを行っていました。北陸三県で支店開設が進み、またグループ化を進めて拠点も点在していたことで現金の出し入れが負担になっていました。そんな状況で北國銀行さんからVisaビジネスデビットカードを紹介していただいて導入を決めました。
Visaビジネスデビットカードは、いろんな場面で使えることに加え、リアルタイムで即座に決済が行われるので、経費の管理が非常にやりやすいことが魅力的でした。
30数枚のカードを役員や社員に渡して使ってもらい、現金払いも法人クレジットカードの使用もすべて止めて、Visaビジネスデビットカード一本に絞りました。
どのようにVisaビジネスデビットを利用されていますか?
営業社員は社用車の燃料代や交通費の支払いにあてています。立替払いが多かった工事部門は、建築の施工管理者が資材の購入で使っています。
現場では部材が足りなくなり、作業員の手が止まることを避けたいので、そんな時はホームセンターで買い求めることもあります。同業者との交際費にも使用します。そのほか、支店の間接経費として支払うものは管理者のカード、ネットショッピングで使用するときはこのカードを使うといった、使い分けをしていますね。
取締役本部長 上濃 俊介様
Visaビジネスデビットは現金管理と比べて便利だと思いますか?
以前は社員の仮払いや立替払いなどに対応するため、各店舗には小口現金を用意していました。たとえば用意した10万円から2万円出金したら、その後に2万円を補充して同じ金額にしないといけません。
ところがVisaビジネスデビットカードを使えば、そうした手間もなくなり、現金ストックも必要なくなりました。経理担当も、先に出金しておく必要がなくなったので便利だと評価しています。
導入後、業務にどのような効果が現れましたか?
分かりやすいところでは、以前、社用車の燃料は、買掛けができる特定のガソリンスタンドで給油してもらっていたのですが、Visaビジネスデビットカードを持たせてから、どのスタンドでも給油できるようになって、給油するために車を走らせることはなくなりました。
実は、Visaビジネスデビットカードを導入した後に、RPA(バックオフィス業務の自動化ツール)を導入したのですが、これによりさらに業務効率化が進みました。Visaビジネスデビットカードを使用するとすぐに利用確認メールが送られてきます。これを自動的に取り込んで利用申請できるプログラムを自社開発しました。
これにより、いままでスタッフが手作業で申請をあげていた業務が自動化されました。つねに利用明細と利用履歴が合致する状況が実現できたので、手作業で行っていた明細と申告との突合業務がなくなり、利用申告の漏れもなくなりました。RPAは業務効率化ツールとしていま注目されていますが、当社は以前から業務のIT化に力を入れていまして、当社は社内にエンジニアがおり、RPAの自動化プログラムもすべて自社で開発しています。
御社のビジネスにおいて、Visaビジネスデビットカードの価値は何ですか?
最も大きなことは、労働時間短縮が図れるということですね。会社全体では数十時間の短縮効果が出ているのではないでしょうか。社員の立て替え払いや仮払いとその精算、といった二重の煩雑な業務がなくなり、それによって新たな時間が生まれています。
カード決済によって生産性が高まり、そこから生み出される社員たちの大変貴重な時間を活用し、お客様へのサービスに時間を割いたり、新規事業に人材を投入したりしています。業務移行の第一弾として、1年前からVisaのビジネスデビットを管理者や営業職など一部の社員に対して持ってもらいました。彼らの経費はすべてこのカードで払うようにしたことで、支払いの効率化と経費の一元管理が実現できました。今後は全社員にこのカードを持たせようかと考えています。
※2019年10月時点の情報です。
ご利用されているVisaビジネスデビットカードはこちら
株式会社北國銀行 / 北國
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