中南米地域には6億人超の人々が暮らしています。そのほぼ半数が十分な金融サービスを利用できません。クレジットカードはもとより、デビットカードの取得でさえ困難です。こうした状況は多くの消費者がデジタルエコノミーによってもたらされた発展とメリットを享受できなくしています。Rappiの創業者は、こうした状況を変革し、中南米地域全体で真のデジタルトランスフォーメーションを促す手立てがあるはずだと確信しました。
同社は食品から犬の散歩サービス、果ては出張ネイリストに至るまであらゆる分野で利用できるアプリを作成しました。また、Rappiを使用したエコスシステム全体へ、金融包括という重要なものももたらしました。
私たちは、消費者がより便利に暮らせるようにするソリューションを構築したいと考えていました。中南米では、日々の生活状況は極めて困難です。Rappiはテクノロジーを活用することで、消費者の生活を発展させ、変えることができると確信しました。
— Sebastian Mejia 氏、Rappi社共同創業者兼社長
Rappiでは自社のプログラムを消費者の問題を解決するエコシステムの一部と位置付けています。消費者、加盟店、また宅配便の業者がこの商品を採用するためには、決済フローは洗練され、セキュアでシンプルなものであることが不可欠でした。そしてRappiはまず、モバイルコマース体験でこれを実現するために、Visaとパートナー関係を結ぶところから始めました。
消費者の日々のニーズにより幅広く役立てるように、RappiはVisaとの地域的パートナーシップを締結しました。中南米地域全体をカバーするRappiPay、Visa Debitの発行、およびプリペイドカードにより、Rappiは消費者と加盟店間の支払いに利便性をもたらすことができます。そして、同社はさらに多くの中南米地域の国でカードの利用を開始するにつれて、Visaの支援の元、会社の規模を拡大することができます。
Visaネットワークには非常に大きな価値があります。Visaはトレンドは何か、興味深いソリューションは何か、そして、消費者に提供するうえで、適切な決済商品は何かを心得ています。この幅広い知識を、私たちは毎日何かしら活用しています。
— Sebastian Mejia 氏、Rappi社共同創業者兼社長
国。Rappiは現在、アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、チリ、コスタリカ、エクアドル、メキシコ、ペルー、ウルグアイで運営しています。
30分でお届け。Rappi利用者はRappiアプリ（Visaデビットまたはプリペイドカードを含む）を使ってほぼ何でも注文できます。
Rappiファミリーの従業員数。さらに、Rappiは25,000人の宅配業者を擁し、5万件のビジネスと連携しています。
Decision ManagerはVisaの支払い管理プラットフォームの核となる不正利用管理ソリューションです。このソリューションにより、決済の不正利用のリスクが軽減され、Rappiが自社のチャネル内で、個々のビジネスに合わせてルールやモデルをカスタマイズできるようになります。
利用者はRappiのアプリを通じて直接、Visaカードに申し込むことができます。その後、カードはRappitendero（宅配業者）が30分以内に配達し、QRコードによって利用開始（有効化）手続きが行われます。
スタートアップの立ち上げには大変な苦労が伴います。その過程で、パートナーを持つことが大変重要です。私たちは困難に立ち向かうパートナーを評価します。Visaの場合、Visaのチームと当社チームが緊密に連携すること、共に商品を作り続けることが、非常に重要だと感じています。
— Sebastian Mejia 氏、Rappi社共同創業者兼社長
*画面の画像は説明目的です。
出典：Rappi
